こんにちは。ちゅうたこです。
今回は、「エフォートレス思考」です。
今までにこんなこと考えたり、聞いたりした経験ありませんか?
「とにかく頑張ることが正しいんだ!」「楽をすると、なんか罪悪感を感じる・・・↓」とか。
「疲れている = 私頑張れてる?」 とか。
今までのような作れば売れる時代であれば、頑張る = 成果でよかったのですが、
今の世の中、「働きすぎは決して名誉ではない」し、逆に生産性も下がり、身体を壊す一因にもなっています。
そんな状況の中、昨今言われている「エフォートレス思考」とはなんなのか。
早速、結論。
- エフォートレス思考とは? ・・・ 「どのように」やるかを極める技術である
- エフォートレスな精神 ・・・ 頭のガラクタを片付けて、余裕マインドを手に入れる
- エフォートレスな行動 ・・・ 最も効率のいいポイントを見つけ、余裕で最高の成果を出す
- エフォートレスなしくみ化 ・・・ 行動を自動化し、成果が勝手についてくるしくみへ
それぞれ概要を説明していきます。
エフォートレス思考とは?
エフォートレス思考は、そのやり方が唯一の道ではないと考え、努力を最小にして成果を最大にする思考法です。
頑張れば成果が出ると考える時代から、スマートに成果を出す時代へ変えていきましょう。
よく、重要な仕事は困難で、簡単な仕事は取るに足らないものだと、多くの人が思い込んでます。
「血、汗、涙」を絞って働くのが価値のあることだと。
「大変だがやりがいのある仕事」に価値が置かれ、「楽して儲ける」のは悪いことのように扱われる
本当にそうでしょうか?
大事な仕事をやり遂げられない最大の理由は、困難だからではなく、もっと簡単なやり方を見つけていないからではないでしょうか?
「いちばん大事なことを、いちばん簡単にする」
そんな考え方がエフォートレス思考。「どのように」やるかを極める技術です。
エフォートレスな精神で、余裕マインドを手に入れる
エフォートレス思考には3stepあります。
まずは、エフォートレスな精神。
エフォートレスな精神とは、
・心身の重荷がなく、頭がすっきりした状態
・余計な考えに捉われず、今この瞬間に集中できる
・今やるべきことを余裕でこなせるようになる
です。
主な考え方を少しご紹介します。
「頑張れば成果が出るとは限らない」 苦労は本当に良いものなのか?頑張りすぎは失敗の元です。
「嫌な事を我慢するより、楽しくできるやり方を探す」
「不足思考から充足思考へ」
足りないものに目を向けると、今あるものが見えなくなる。今あるものに目を向ければ、足りないものが手に入る。
「今、この瞬間にフォーカスする」 無関係なことに気を取られず、そこに「いる」力を身につける
多忙な毎日の中、考え方も凝り固まっていませんか?まずは考え方そのものを変えてみましょう。
そして、エフォートレスな精神を手に入れるオススメな方法はこちら。
1. 静かな場所を見つける
2. 全身の力を抜き、自然に呼吸する
3. 無理に考えを抑えようとせず、自然に考えがやってきて、去っていくのを感じる
4. 嫌なことが頭に浮かんだら「許す」
5. 過去に感謝したことを思い出し、深く息を吸いながら全身で感謝を取り込む
まずは、自身の頭の中のガラクタを片付けて、余裕マインドを手に入れましょう。
エフォートレスな行動で、余裕で成果を出す
「収穫逓減の法則」は聞いたことあるでしょうか?
入力の量が一定量を超えると、いくら入力を増やしても出力の増加率は下がるという法則です。
ある一定を超えると、努力の量は結果に結びつかなくなり、むしろ生産性は下がるのです。
エフォートレスな行動とは、より少ない努力で、より大きな成果を出すことです。
先延ばしにせず、最初の一歩を上手に踏み出し、考えすぎす、楽に行動する。
無理矢理ではなく、自分のペースで前に進む。頑張りすぎず、余裕で成果を出すこと。身につけていきましょう。
・ゴールを明確にイメージする
・はじめの一歩を身軽に踏み出す
・手順を限界まで減らす
・良い失敗を積み重ねる
・上限を決めて継続する
当たり前のようでなかなか出来ていないことではないでしょうか?
目の前の仕事に集中するあまり、どうしてもやりすぎていることはありませんか?
何を目指すのか?一歩踏み出せるのか?最低限のクリアは何なのか?上限目標を設け自分のペースでできるか?
100%の成功を目指すと力が入るし、準備に時間を要してスタートが遅くなりがちです。
最短ルートは小さく初めて失敗し、続けることです。
エフォートレスなしくみ化で、行動を自動化
最後に、エフォートレスなしくみ化です。
努力して一度だけ結果を出すのではなく、余裕で何度でも結果が出る状態を目指します。
努力した量と、同じ量の成果しか得られないのは、直線的な成果であり、限界がある。
目指すのは、一度努力するだけで、何度も成果が得られる、累積的成果です。
複利のように、レバレッジを効かせて、利息が積み重なる成果を得られる仕組みを作っていきましょう。
・一生モノの知識を身につける 読書は、この世で最もレバレッジの高い活動である。
・シンプルに伝え、影響を広範囲に広げる
・勝手に回る「しくみ」を作る
自動予約や定期購入、リマインダーに習慣化など、一度設定しておくことで常に覚えておかなくても行動をする仕組みは作ることができる。
日々の重要なタスクを自動化するために、費やす努力は、後に大きな利益を繰り返しもたらす。
自動化は利益にもなれば害悪にもなる可能性があるので、必要なものはハイテクを利用し、不要なものはローテクで手間がかかるようにしておきましょう。
もっと詳細を知りたい!という方には、具体的な事例も交えながら紹介している以下書籍がオススメです。
本書は、50万部を突破した「エッセンシャル思考」の第二弾です。前作を読んでいない方は、前作も併せて見てみてください。
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